【Tenasoxアスリートレビュー】レースで欠かせない一足になりそうです―伊勢選手が語るTenasoxの可能性。

【Tenasoxアスリートレビュー】レースで欠かせない一足になりそうです―伊勢選手が語るTenasoxの可能性。

伊勢 翔吾(いせ しょうご)

駒澤大学陸上競技部時代には、箱根駅伝に3度出場。 実業団のコニカミノルタで選手として活躍後、現在は八王子を拠点とするランニングチーム【Hino_Hachi Run Crew】を主宰。 自身の豊富な経験を活かし、マラソンを中心にランニングの普及活動に取り組んでいます。

今までのソックスとは違う、特別な履き心地。足を入れた瞬間に、そう感じました

数々のブランドソックスを履いてきた私が、Tenasoxのに初めて足を通した時、率直に「大手ブランド以上かもしれない」と感じました。程よい着圧感、足を包み込む生地の質感。それは、単なる“良いソックス”というレベルではなく、私の走りを変えてくれるかもしれない、という期待感を抱かせるものでした。

その第一印象は、日々のトレーニングで「確信」へと変わっていきました。

フィット感と安心の耐久性。走りの一部となる信頼感

Tenasoxの真価は、走り始めてすぐに分かりました。まず、ランニング中に全くズレない抜群のフィット感。まるで身体の一部になったかのように足元を支え、一歩一歩の着地を安定させてくれます。

少し厚手に感じた生地は、実際に走ると全く気になりません。むしろ、この適度な厚みが足を確実にホールドし、耐久性を感じさせてくれます。洗濯を繰り返しても縮みやヨレは一切なく、タフなトレーニングのパートナーとなってくれました。

過酷な北海道マラソンで証明された性能

迎えた、北海道マラソン。 レース前の疲労、そして刻々と変化するコンディション。過酷なフルマラソンで、Tenasoxは真価を発揮してくれました。

給水を浴び、シューズの中まで濡れる悪条件下でも、不快感はゼロ。最後まで快適性を保ち続けてくれたのです。そして、何よりも驚いたのは、これまでどんなレースでも必ずできていたマメができなかったこと。これは私にとって貴重な体験でした。

レース後半、疲労でフォームが乱れがちな局面でも、Tenasoxは最後までズレることなく足をサポートし続けてくれました。おかげで余計なストレスから解放され、純粋に自分の走りだけに集中することができました。このソックスが、結果を後押ししてくれたと言えると思います。

Tenasoxへの期待

今後は、グリップ付きのレーシングモデルや、日々のトレーニング用、リカバリー用など、用途に応じたラインナップが生まれることを期待しています。そして、履くだけでスイッチが入るような、デザインやカラーバリエーションが加わる日を心待ちにしています。

すでに、Tenasoxは大手メーカーと肩を並べるクオリティに達していると思います。 私たちランナーの声を反映させながら、共に「勝負の一本」を創り上げていけることを、心から楽しみにしています。

Tenasox アスリート 

伊勢 翔吾

※上記は個人の感想です。マメの発生など、製品の着用感には個人差があります。